『どんな本でも大量に読める「速読」の本』 を読んだ感想

『どんな本でも大量に読める「速読」の本』 を読んだ感想




胡散臭い速読本ではない

この本では、速読のポイントは技術的なこと以外にもあるということを明確に教えてくれます。これまでの速読関連の書籍には、「1冊10分で読める」とか「今までの10倍速く読める」というタイトルが付いて、速く読むための技術ばかりがピックアップされがちでした。

 

具体的な速読技術としては、

・音にしないで見る
・わかろうとしないで見る

というものです。

 

筆者は、速読できるようになるためにはそれ以外に

・その本に関する知識・情報・経験といったストック

があるかどうかが重要だと教えてくれます。言われてみるとそうですが、自分の得意な分野やよく読む分野の本は速く読めちゃいます。言われれば当然のように思えますが、ここまでわかりやすく指摘してくれる速読本は私にとって初めてです。

 

この考えをベースに、具体的な速読法についての解説も書かれています。

 

 

 

読書日記ブログを毎日更新するために、この本を買いました

私がこの本を買ったのは、「当ブログを100日間は毎日更新する」と決めたのがきっかけでした。ブログ開始から間もない現在は、これまで読んできた本を中心に感想を書いているので、それほど切羽詰まってません。それでも、先のことを考えると速く読めるようになっておくに越したことはありませんから。

 

それに、感想を書こうと思ったら以前読んだ本だとしてももう一度ザッと読み直ししますからね。そんなときにも、この本で学んだ速読法は役に立ちます。フォトリーディングみたいな特殊能力っぽい感じではないのも、凡人な私にはピッタリです。

 

 

 

「電子書籍は速読に向いてない」は疑問

全体として納得のいく役立つ内容の本だったのですが、一点だけ「ん?」と思うことがありました。それが「電子書籍は速読に向いてない」というくだりです。確かに筆者の言うとおり電子書籍はデータなので、アナログな本のもつ装丁の見た目の違いやページの手触りといった触感からの入力情報は減りますし、本棚からサッと取り出してパラパラッとめくるという使い方はできません。

 

でも、私の場合はkindleに入ってる書籍データをササッとチェックするときに画面をスリスリしていく感覚はページをめくる感覚と大差ないです。電子書籍自体に慣れてるかどうかで速読に向いているかどうかが変わってくるのかも、と思いました。

 

そもそも、私はこの本も電子書籍版を読んでますからねwww

 

 

 

【追記】

この感想を書いてから電子書籍版の特典『電子書籍の速読・ネット時代の速読』を読みました。その特典では電子書籍による速読についてそこまで否定的には書かれていません。電子書籍を速読するときのメリットとデメリットがしっかりと書かれている感じです。

 

紙の本の編集の都合でカットされたそうで、紙と電子書籍でニュアンスがかなり異なってしまっています。特典で語られている電子書籍での速読についての内容は納得のいくものでした。電子書籍版を購入したら、是非特典もダウンロードして読んでみてください。

 

 

 

どんな本でも大量に読める「速読」の本

 

作者自身も様々な速読を実際に試してきた方なので説得力があります。また、速読できるようになってから陥ってしまいがちなリスクについても解説してくれています。速読に興味があるけど数十万もする高額な速読講座には行きたくないという方、限られた時間の中で本を速く読めるようになりたいと思ってる方にオススメです。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です