『トリツカレ男』を読んだ感想

『トリツカレ男』を読んだ感想




「やるべきことがわかっているうちは、手を抜かずに、そいつをやりとおさなくちゃ」

人は何かに熱中すると「憑りつかれた」なんて表現する。それを地で行くトリツカレ男。見境なく興味を持ったものにトリツカレて、極めては別の何かにトリツカレる。なんだか馬鹿げているように見えるし、ビジョンも目標もなく「効率悪い」なんて感じてしまう。でもどこか羨ましくも思える。

目の前のことに真剣に120%向き合うって機会、歳をとるにつれて減ってきているような気がするから。いつからか「インプットに対してアウトプットがこれくらいないと採算が取れない」というような計算ばかりするようになったのかも。それが大人になることだったり、資本主義社会を生き抜くコツだったりするのかもしれない。そんな風になってしまった自分を甘受しつつも、どこかで「損得勘定抜きにして全力投球する」という場面を持っておきたいと思う。

作中で一番好きな台詞は、「やるべきことがわかっているうちは、手を抜かずに、そいつをやりとおさなくちゃ」。激しく同意です。

 

 

トリツカレ男

『トリツカレ男』を読んだ感想

薄いのですぐに読めちゃいます。読書感想文とかにオススメ!

 

文庫: 160ページ
出版社: 新潮社 (2006/3/28)
言語: 日本語
ISBN-10: 4101069239
ISBN-13: 978-4101069234
発売日: 2006/3/28

 

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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。




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